輸入チーズは代金に税金が多く含まれているって本当?
輸入する商品というものには、税金がかけられています。
ではこの税金がかけられることによってどのようにことになるのでしょうか。
輸入チーズの税金について、ご説明いたします。
チーズは、海外などでは実はとてもお手頃な料金で販売されています。
日本ではそれなりにするフランスなどのチーズが、です。
しかし、日本では、同じチーズでも3倍ほどの料金となって販売されています。
輸入品には、上述したように関税という税金がかけられていますが、チーズは特に高く、29.8%という関税がかかります。
この関税は、商品の価格のみでなく、それを運ぶ輸送費や万が一のための保険料も含まれた料金にかけられるので、輸送費がかかればかかるほど、関税も高くなっていくという仕組みになっています。
チーズは皆様もご存知の通り、繊細な食材です。
柔らかいチーズの場合は、時間をかけられませんので、輸送費の高い空輸をして運ぶより他ありません。
そのため、チーズは料金がどんどん高くなってしまっているのです。
チーズの関税が高いのは、日本の乳製品業界を保護するためだそうです。
日本では牛乳などの乳製品が多く生産されています。
その中で輸入品が安価であると、日本のものが全く売れなくなってしまうからというところが要因のようです。